聖地イスラエルに行ってから早2か月が経ちました。感動の12日間で、帰ってからも心の整理ができませんでした。イスラエルについてあまりにも無知のまま出かけたので、帰国してから勉強が始まりました。ただ、このような未熟者をイスラエル建国70周年という貴重な年に行かせてくださり、また新教会堂を同時に完成させてくださり、そして行った先に大切な方と出会わせてくださったことに神様の私たちの教会に対するご計画を示されています。
今回の旅はその準備においてすべては神様のご計画と配慮の中で進められていきました。そして、旅に向けての日々の中で、必ず会うべき人がいるということを示され続けていました。その方が誰なのか、全く分からないまま私は成田を出発しました。成田で出発のための列に並び、荷物の検問を受けようとするとき、ある女性の方に「同じB班ですか?」とお尋ねしたら、「そのようです。私はこちらの牧師班のようで、よろしくお願いいたします。」と感じの良い返答をしてくださった方がおられました。その方がオメガジャパンの横田先生だと気づいたのは旅も半ば、死海地方のホテルに向かうバスの中でした。ふと旅のしおりの名簿を眺めていた時、なんだか聞いたことのあるオメガ・ジャパンの横田先生の名前を見つけ、その方が同じバスに乗っておられるという事実に気づかされたのです。それでホテルに着いてロビーでご挨拶したら、最近までの病が癒され、旅に来ることができたのだということでした。まさか、祈っていた先生に、しかもこのイスラエルの旅でご一緒でき、同じバスに乗っていたという事実には驚愕しました。しかし、その時はただ先生とご挨拶ができたに過ぎないものでした。 それから、その翌々日、エルサレム観光に周っていたお昼のランチは中華料理店でした(と言ってもイスラエルなので酢豚にも豚肉は入っていないような料理なのですが…)。このとき、気が付いたら横田先生と隣り合わせの席でした。それでなんとはなしに、いつしか話はスティーブンス・栄子先生のことになり、「イスラエルのために祈るアンテナのような教会が岡山にも必要です。」と横田先生がおっしゃったとき、腹の底から声が湧き上がって来て口を開いたら「うちの教会がそのようになりたいです。」と言っていました。それは、そのことを言うために私はイスラエルまで来たのではないかと思えるような劇的な瞬間でした。聖霊に満たされ、私は涙が溢れて止まりませんでした。「エルサレムの平和のために祈る。神の民イスラエルを愛して祈る教会。」その主の御心、主の使命に生きる教会。 ・・・涙している私を見て、周りにいた誰かが「そんなに中華料理に感動したのか~」と笑っておられておかしかったのですが、やっと会うべきお方と会えたという思いに私の心はハレルヤ!神様の私へのメッセージを受け取った瞬間でした。 このことが帰国した今になってつくづく身に沁みて来ています。神様は期待を与え、空手で帰すことのないお方です。示されることに忠実に従っていくならば必ず神様の御心を尋ね求めることができるのです。自分にとって 、また教会にとって大きな一歩、新しい転機となる備えが用意されていたのを知らされた旅でした。 ・・・つづく
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